心療内科について知りたい!選び方と治療方法について

心療内科について知りたい!選び方と治療方法について


心療内科ってどんな診療科なの?

心療内科は、心身症の治療を目的とした内科の一部です。心身症とは独立した病名ではありません。人が日常生活のなかで感じる、仕事や人間関係などのストレスによって起こった機能的な障害の疾患群をいいます。具体的にいうと過敏性腸症候群や疼痛性障害、機能性ディスペプシアなどです。心療内科と似たものに精神科がありますが、精神科とは不安や落ち込み、幻覚といった精神的な症状を対象としている診療科です。

どうやって選べばいいの?

実際に何か悩みを抱えて心身共に異常をきたしたときに、心療内科と精神科どちらを選んでよいのかわからないというケースがあります。不安や落ち込み、イライラなどの精神的な症状への自覚がはっきりしている場合は精神科へ行くとよいでしょう。心療内科の選び方は治療の選択権が患者側にあるか、原因に対しての治療もおこなってくれるかなどで選びます。また、自分の生活スタイルや時間に合った通いやすいクリニックを選ぶことも、重要です。

どんなことをするの?心療内科の治療方法について

心療内科の治療方法は大きく心理療法と薬物療法の2つに分けられます。心理療法にはいくつか種類があり、代表的なものに認知・行動療法があります。認知療法で主におこなうのは、悲観的な考え方を現実的な考え方に転換するための訓練です。行動療法には人付き合いの訓練をおこなう社会技能訓練や、緊張を和らげる筋弛緩法などがあります。また、心理療法には1932年にドイツの精神科によって体系化された自律訓練法などもあります。薬物療法とは、患者の身体的な疾患に対して薬を用いる治療法です。心身の状態を総合的に判断して、抗うつ薬や睡眠導入剤なども用いるケースもあります。

心療内科に受診しようと思っても、どこがいいか悩んでしまう。通院するには通いやすい場所を選びましょう。心療内科を梅田にすると、駅から近く、仕事帰りなどに寄りやすいです。馴染みのある場所だと心強いです。

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